今日、こちらの本を読み終えました。
◇良かった点◇
・イラストが多くて読みやすい
・全体的に雰囲気が可愛い
・最初に紹介されている「気遣いの5ステップ」がいろんなことに応用できそう
タイトルの通り働いている女性向けの本で、上手に気遣いをすると働きやすい環境がつくれてお互いのためになるよ!という内容でした。
私自身、気遣いが下手だという自覚があったので参考になりました。
気遣いとは嫌々やるものではなく、お互いが良い気持ちになれるようなことをやっていくことが大切だそうです。
そして、絶対的な正解や間違いもないそうです。
「それなら私にもできるかも?」と前向きに考えられるようになりました。
私の周りにいる気遣いのプロたち
私自身が受けた気遣いの中で、特に印象に残っているものが3つあります。
1つ目は、お母さん的存在の職場の先輩からです。
先輩が休みを取った日に自分の机の中を見てみると、「いつもありがとう」と書かれたメモ用紙と飴玉が入っていました。
先輩が休みの日は私が代わりにやる仕事があるので、それのお礼みたいでした。
今までは何もなかったし、後にも先にもその1回だけだったのですが(笑)、それでも嬉しくて心に残っています。
2つ目も、1つ目と同じ先輩からです。
平日に他県へ日帰りで遊びに行ったのですが、夜が遅くて翌朝お弁当を作る気力が残っていませんでした。
昼食は買えばいいやと思って出社したら、遊びに行くことを知っていた先輩が、なんと私の分のお弁当を作ってくれていたのです!
当時は一人暮らしをしていて、冷食ばかりの自作のお弁当に飽きていた頃だったので、あまりの美味しさに感動しました(笑)
3つ目は、久しぶりに会った友人からです。
他県に住んでいる友人のところに泊まりに行ったときのことですが、待ち合わせ場所で友人が空のリュックを背負っていて、私の荷物(半分くらい)をその中に入れてくれたのです!
申し訳なさすぎて最初は断ったのですが、せっかく用意してくれていたのに断る方が失礼かなと思い直し、お言葉に甘えちゃいました。
私にとっては予想外の気遣いで、すごく驚きました。
その子は以前から誰にでも優しくて人気者なので、「さすがだなー!」と感動しました。
気持ちの良い気遣いとは
彼女たちの共通点は、「見返りを求めない気遣い」ということです。
私が何かを返すことは期待せず、どちらかというと私がしてきたことに対するお礼くらいの感覚でやってくれているのだと思います。(自分で言うのはなんですが…)
せっかく何か親切なことをしてもらっても「あ、この人、何か企んでるな…?」と勘づいたら嬉しさ半減ですよね。
そのため、気遣いをする方の心構えとして、何も期待しないことを心掛けることが大切です。
気遣いは、自分がやりたいからやる。
やりたくなければやらなくても良いのです。
でも、ほんの少しの気遣いで仕事やプライベートの人間関係がスムーズになるのは間違いないので、私はできる限りの範囲内で無理なくやっていきたいと思いました。
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