先日、こちらの本を読み終えました。
◇良かった点◇
・ 認知心理学に基づいているので説得力がある
・心理学の先生と著者の会話パートなどがあって読みやすい
・途中途中で女性編集者さん2名の実践漫画があって面白い
・全体的にわかりやすくて腑に落ちる内容だった
私も以前、ダイエットして10kg痩せた経験があります。
ウォーキングをしたり、昼食をプロテインに置き換えたりしたりしていましたが、どれもやっていたのはそのときだけです。
でも、この本では、ダイエットは一生続けるものとして書かれていました。
つまり、習慣化できるような行動でなければ意味がないというわけです。
摂取カロリーはチリツモ!
私の職場では、いつでも自分の好きなタイミングでお茶やコーヒーが飲めます。
ダイエットでは1日の摂取カロリーを消費カロリーよりも抑える必要がありますが、「私は一体どれくらいのカロリーを摂取しているのだろう?」と、いつも飲んでいる微糖のアイスコーヒーのラベルを見てみたら、1杯で約20kcalでした。
20kcalと聞くと別に大したことないように感じますが、痩せている人と太っている人の差は案外ちょっとしたことらしいです。
例えば、日々の食事で200kcalほど消費カロリーよりも摂取カロリーが上回っている場合、そのままの生活を続ければ当然太っていきますが、その分のお菓子を食べないとか、ご飯を減らすとか、そういった小さな努力の積み重ねによって少しずつ痩せていくことができます。
まさに「塵も積もれば山となる」で、1日単位で見ればちょっとした差が、1年単位で見れば大きな差になるというわけです。
つまり、コーヒー1杯でも微糖より無糖を選ぶなど、ちょっとした工夫が意外と有効だということですね!
ダイエット方法は人それぞれ
巷にはいろんな種類のダイエット法がありますが、人それぞれの習慣や向き不向きがあるので、みんながみんな同じように続けられる方法はありません。
例えば、お菓子が大好きな人には、お菓子を絶対に食べないというダイエットは向きません。
無理なことをすると途中で爆発してしまい、我慢していた分だけ暴飲暴食に走ってしまう危険性が高いのです。
まずは自分がなぜ太ったのか?を分析し、自分が絶対に我慢できないものは何か?を知るところから始まります。
私の場合、いつも朝食に菓子パンと缶コーヒーを摂取していたのが原因の一つだったので、それらを食パンと野菜ジュースに置き換えました。
いきなり朝食を抜くことはできないけど、これならば無理なく続けることができました。
いざやってみると続かなかったということもあると思いますが、それは自分には向かなかったことだと割り切り、別の方法を試してみるのが良いと思います。
ポイントは、一生続けていくことです!