とある本で「自分をコントロールできないと自己有用感が低くなる」といった内容を目にして、なるほど、と妙に納得しました。
確かに、感情に任せて行動してしまったときほど後悔することが多く、逆に自分を律して計画通りに動けたときほど達成感を感じます。
でも、それと同時に、自分を律するだけでは息がつまるということも知っています。
いくら自分のためとは言え、厳しくしすぎるのはどうかと思います。
自分で自分を責めてばかりでは自己肯定感が低くなってしまいそうです。
だから、自分の気持ちに寄り添うことも同じくらい大切だと私は思うのです。
自分を律することと自分の気持ちに寄り添うことは真逆のような気がしますが、意外と両立できるということに気付きました。
行動と気持ちは別物なので、それぞれ違う対応でも大丈夫なのです。
まずはありのままの気持ちを認めること。
そして、その上で自分の行動を決めていくこと。
この両方が揃うことで、無理なく自分を幸せへと導けるのではないでしょうか。
これこそが、「自分を大切にする」ということなのだと思います。