週末が来い

仕事・家事・勉強・趣味のバランスに悩むアラサーOLの日記。


夫婦間の異文化と向き合う〜実家編〜

同じ日本で育ってきた夫と、こんなにも文化が違うのかと思い知ったのは結婚後のことでした。

「結婚する前に同棲した方が良いよ」という意見が一定数ある理由が、初めてわかったような気がします(笑)

とはいえ、生まれ育った家庭によって文化が違うのは当たり前のことです。

その違いをいかに許容できるか?が大事ですよね。

 

理解できない「実家との距離感」

私たちの場合、大きく違っていてなかなか許容できなかった異文化が「実家との距離感」でした。

特に喧嘩になったのが、

・夫が体調不良のときに実家に帰る主義であること

・実家の近くで用事がある度に実家に泊まる主義であること

この2点でした。

ちなみに、実家と我が家は同じ市内で、私が土曜日に仕事に行ってる間も夫は実家で過ごしています。

私はというと、反対に実家とは疎遠になっています。

あまり一緒にいすぎると親と喧嘩になりがちなので、適度に距離を置いて年に数回会う程度にしています。

だからこそ、夫の気持ちが理解できませんでした。

 

私からすれば、「夫婦たるもの、もっと一緒に過ごすもの!実家とは距離を置くもの!」と考えていたので、その通りにしてくれない夫は私のことを大事にしてくれてない…と悲しくて仕方がありませんでした。

でも、夫からすれば「なぜ実家と距離を置いてるの?もっと仲良くすれば良いじゃん」と考えていたでしょうし、実家との距離感と私への愛情は別問題なのだと思います。

そうするのが普通だからそうしているだけで、実家に帰るのが普通だから実家に帰っているだけなんですよね。

 

たくさん喧嘩した末の解決策

結局、自分の意見をぶつける度に喧嘩になり、その度に自己嫌悪してしまうので諦めることにしました。

そもそも、私が被害を受けるようなことでもないし、夫の行動をコントロールしようとしているだけだということに気付きました。

それでも、諦められるようになるまでには時間がかかりました。

何度も引き止めて、その度に無駄な抵抗であることを思い知りました(笑)

それと同時に、快く送り出すことで得られるメリットを実感して、少しずつシフトしていくことができました。

 

冷静になってメリット・デメリットを考えたとき、グズグズ引き止めながら送り出すよりも快く送り出した方が圧倒的に自分の為になります。

そんなことは最初から頭ではわかっていたことだけど、いざそのときになると心が拒否していたので、実際にやってみて実感することが大事だということがわかりました。

 

それこそ昨日、高熱を出した夫が実家に泊まっていたのですが、今日連絡があって「明日から出社する予定だけど、今日そっちに帰った方が良い?」と聞いてきました。

「気遣ってくれてるの?」と聞いたら「もちろん!」と返ってきたのが嬉しくて、素直にお礼を言ったら嬉しそうに笑っていました(*´ω`*)

私はそれだけで満足だったので、夫の希望通り今日も実家に泊まってもらってます。

 

自分一人で過ごすことへの覚悟を決めたら、後はもう怖いものがなくなりました。

そうしたら、夫を気遣えるくらいの心の余裕ができました。

すると、夫も私を気遣ってくれるようになりました。

そんな感じで、お互いが幸せになれる着地点を見つけることができました!