もうじき一人暮らしを始めて一年になります。
生活力ゼロの私がまさか一人暮らしをすることになるなんて、過去の自分に言ったら信じてもらえないかもしれません。
そんな右も左もわからない状態で一人暮らしを始めてみた結果、いろんなことが良い方向に変わっていきました。
家事ができるようになった
実家暮らしのときは食器洗いくらいしかやっていなくて、その他の家事がちゃんとできるかとても不安でした。
ですが、想像していたより楽しくできており、人間その気になればどうにかなるものだなぁと思いました。
家事の中では料理が一番苦手なのですが、暇なときにクックパッドで今夜のメニューさえ決めておけば大丈夫です。
逆に言えば、「さあ、今から作るぞ!」ってときにメニューが決まっていなかったら、たいていインスタントかレトルトになるってことです。
まあ、たまにはそれでも良いんだけど(笑)
☆家事が楽になる方法はこちら☆
物との付き合い方が変わった
自分で部屋の掃除をするようになったことで、「ミニマリスト」や「断捨離」に興味を持つようになりました。
特に影響を受けた本をご紹介いたします。
こちらの「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」はミニマリストとも断捨離とも違うかもしれませんが、心理学の要素が加わっているお掃除の本です。
ズボラな女性が主人公のストーリー仕立てになっており、読むだけで心が温まるし「よし、頑張ろう!」と思えるので、モチベーションが下がる度に読み直しています。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらの「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」はミニマリストの教科書的存在なのではないでしょうか?
比較的厚めの本で、物に対する考え方や物の捨て方の基準など、目から鱗な内容がギュッと詰まっています。
最初の方にミニマリストさん宅のお写真が載っているのですが、ひどくこざっぱりしてる〜〜!!!(ギャグマンガ日和の聖徳太子風に)
…うん、私にはちょっと真似できないけど、良い刺激にはなりますね。
必要な物は人それぞれ違うため、単純に物の数でミニマリストかどうかが決まるわけではないようです。
一人で生活していると、部屋の状態と自分の気分がリンクしていることを感じます。
なんか最近気分が落ち込むなぁと思ったら洗い物が溜まっていたり、机の上が散らかっていたり、床のホコリが気になっていたりするんですよね。
物が多いことへのストレスも半端ないです。
物は買って終わり、ではなく、部屋のスペースを割り当てなければならないし、目に入る度に何らかの思いがわき上がるものなのだと知り、今後はもっと慎重に買い物しようと思いました。
あと、単純に物が少ない方が掃除が楽ですよね!
自分を見つめ直すことができた
今までの私は家事もろくにせず、かといって、何でもやってくれる親に対して感謝の気持ちもありませんでした。
自分の至らなさは、自分が一番知っています。
このままではダメだと心の中では思うのですが、変わることができない自分をずっと責めていました。
そんなとき、とある出来事で親と喧嘩したのをキッカケに、ついに一人暮らしを決意しました。
一人の時間が増え、自分と向き合う時間が増えました。
自分のために家事をして、「こんな私でもやればできる」という自信がつきました。
今までは「感情的になってはいけない」と自分の気持ちを抑圧して逆に感情的になっていたのですが、最近ではじっくりと自分の気持ちを観察するようになりました。
準備に時間を費やしてなかなか動けずにいましたが、やってみないとわからないこともあるということを知りました。
少しずつではありますが、考え方が変わってきています。
ちなみに、親とはきちんと仲直りすることができ、今は月に2〜3回ほど実家に帰っているのですが、一人暮らしを始めてからは親と喧嘩していません。
ご飯を用意してくれることに対して、その大変さがわかるからこそ、自然と感謝の気持ちがわいてくるようになりました。
一人暮らしに後悔ナシ!
ざっと振り返っただけでも、こんなにたくさんの変化がありました。
最初こそ、金銭面や家事の面で不安はありましたが、始めてみれば何も問題はありませんでした。
そりゃ確かに実家暮らしの頃に比べると、自分で料理を作らなきゃいけないし洗濯や掃除もしなければならなくなりました。
正直、面倒くさくて仕方がない日もあります。
でも、それ以上に恩恵がたくさんありました。
一年経った今、一人暮らしを始めて良かったと心の底から思っています。