突然ですが、私は複数人の会話が苦手で、そんな自分を「コミュ障」だと感じています。
そういう人って結構いらっしゃると思うのですが、私の場合はその理由の1つに「誰かと同じことを言うことに意味はない」という考えがあり、何も発言できなくなるということが挙げられます。
「何か他の人と違うことを言わなきゃ」って思ってしまうんですね。
そのため、2~3人で話すときはそれほど苦労しないのですが、4人以上になると自分が言いたいことを誰かに言われてしまって何を話せばいいのかわからなくなることが多いです。
例えば、Twitterで「資格試験に合格しました」とか「誕生日を迎えました」というツイートに「おめでとう」っていうリプライがたくさんつくと思うのですが、そのとき自分も「おめでとう」リプを送るか一瞬迷います。
いろんな人から同じようなことをたくさん言われているのだから、自分の言葉なんて必要ないかも…って思ってしまいます。
でも、そうすると誰ともコミュニケーションが取れなくなって、これがリアルだったらなおさら「冷たい人」「何を考えているかわからない人」と評価されかねません。
どの程度積極的に会話に参加していくのが良いのか、難しくていつも悩んでいます。
そこで線引きする方法を考えてみたんですが、会話には2種類あって、
・「何を言うか」が大事な内容重視の会話
・「誰が言うか」が大事な関係重視の会話
という風に分けて考えればわかりやすいのかな、と思いつきました。
今までは前者で会話を捉えていましたが、先ほど例に挙げたTwitterの「おめでとう」リプなんかは後者の会話だと言えます。
内容が重複していたとしても、周りの人や仲の良い人から「おめでとう」って言ってもらえること自体が嬉しいですよね。
他にも、ほとんどの雑談は後者だと考えれば、「他の人と違うことを言わなきゃ!」と身構えなくても良くなりそうです。
会話の目的が「共感してほしいだけ」というのはよくあることだと思いますし、それならば「そうだね」という肯定の言葉だけでも十分そうです。
前者の会話が必要な場面というのは、例えば仕事でアイデア出しをするときでしょうか。
日常を振り返ってみると、そういった場面は意外と少ないということに気付きました。
今までの私は、勝手に会話の難易度を上げていただけかもしれません。
そのことを意識して、これからはもっと気軽な気持ちで会話を楽しめたら良いなと思います。
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